- ダンスを始めて見たものの全然上達が感じられない
- 何をしたら上達するのか分からない
- 独学でもダンスが上手くなる方法が知りたい
- 最速で上達したいけど何を練習すれば良い?
- 最近は練習しても上達してるように感じない
今回この記事をお読みの方はこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
ダンサーの中にも初心者に限らずこういった悩みをお持ちの方がとても多いと思います。
ダンスにおいて技術的に上達する方法は他のスポーツのように確立されていたりしないため、これを練習したら上手くなるといった決まった練習方法はありません。
しかし、練習において意識すべきことや効率を上げる方法はあります。
そこで今回は、ダンス初心者がダンスを上達させるための練習について、早く上達するために意識すべきことやコツなどを解説していきたいと思います。
基本姿勢を意識する
- ダンスを練習しているけどなかなか上手くならない
- シルエットがうまく決まらない
- 自分の動画を見てもかっこいいと思えない
ダンスを始めたばかりの人の中にはこのような悩みをお持ちの方も多いのではないかと思います。
日々の練習の中で意外と見落としてしまいがちなのが、実はダンスをするときの「基本姿勢」です。
基本姿勢さえある程度抑えることができれば、ダンスをするときに自分がいるべき場所や動くべきところなどの感覚を掴みやすくなり、シルエットもある程度安定して作れるようになっていきます。
ストリートダンスを始めとする様々なダンスジャンルには、ジャンルごとのルーツやカルチャーによって、それぞれ異なった基本の姿勢があります。
例えば、ゲイのダンサーたちから形づけられたようなカルチャーを持つダンスの場合は、姿勢が良くて少し内股になるといったように、ダンスジャンルそれぞれの持つ特性があるのです。
まずは、自分が上手くなりたいダンスがどのような基本姿勢で踊られているのかを把握して、その姿勢を常にキープできるように意識することが上達への第一歩となるでしょう。
リズムの取り方を意識する
ダンスをする上で切っても切れないものといえば「音楽」です。
音楽に合わせてダンスをする以上、「リズムキープ」というものがとても重要になってきます。
コンテンポラリーのような、自由に動くタイプのダンスも最近では多いですが、基本的には音楽と体のリズムを合わせることによって、自身の音楽に対する感覚やボディコントロールの意識を常にキープします。
そして、リズムキープを練習する上で特に重要なのが、以下のポイントになります。
最後のボディパーツについては次の章で詳しく紹介するので、ここでは初めの2つについて説明していきます。
BPM・バリエーション・ボディパーツ
BRM
まず、音楽によって「BRM」と呼ばれる曲のテンポが異なるため、BPMに合わせたリズムキープが必要です。
例えば、65BPMの曲と120BPMの曲では全くテンポが違うため、どちらのBPMでも問題なくリズムがキープし続けられるように練習する必要があります。
バリエーション
次に「バリエーション」ですが、リズムキープの方法はダンスのジャンルや自分自身の踊り方によって様々です。
有名なリズムキープの方法として、「アップ」「ダウン」「前ノリ」「横ノリ」などが挙げられます。
音楽の曲調やその時々によって最適なリズムキープの方法が異なったりする他、リズムキープのバリエーションが増えるほど表現の幅も大きく広がるので、様々な方法でリズムキープができるように練習してみると良いでしょう。
ボディパーツを意識する
ダンスは自分自身の体を使って表現するため、「如何に自分の体を上手に操れるか」というのが非常に大きなポイントとなってきます。
「自分の体がどういったパーツで構成されていて、どの程度の力でどのくらい動いて他人からはどう見えるのか。」
こういった自分の体への理解が必要不可欠です。
また自分の体への理解を深めると共に、体のパーツそれぞれを上手くコントロールする練習がとても効果的です。
具体的には、「アイソレーション」と呼ばれる体のパーツをそれぞれ独立させて動かす技術を練習したり、前述した「リズムキープ」を体のパーツそれぞれで出来るようになったりすることで、ダンスの表現の幅がグッと広がります。
例えば、頭だけを前後左右16方向に音楽に合わせて動かしたり、胸だけでリズムキープをするなどが挙げられます。
こういった練習はとても地味なので練習を避ける人が多いですが、とても重要なポイントなのでこの記事を読んだ読者の皆様は是非練習してみてください。
上手な人の練習方法を真似する
最後のポイントは、「上手な人の練習方法を真似する」ということです。
そんなの分かっているよと思っている方も多いと思いますが、これはとても大切なことで、「ダンスが上手な人ほど練習するのが上手」という前提があります。
ダンスの基本は「表現」であり、何かを「真似」することでもあります。
人の真似や動物の動きの真似など、
「真似するのが上手な人ほどダンスの上達は早い」
というのが真実です。
ダンスの上手な人の練習方法を徹底的に真似して、シルエットや体の使い方、息遣いまで全てを真似してみようと努力していると、自分で試行錯誤するよりも早く上達することができます。
もちろん、「真似する人にダンスが似てしまうのが嫌だ」という方もいると思いますが、「守・破・離」という日本の有名な言葉にあるように、最初は真似から始めることが上達への近道なのです。
【まとめ】ダンスが早く上達するために…
いかがでしたでしょうか。今回は、ダンス初心者が早く上達するために意識すべきことやコツなどについて解説してきました。
筆者である私自身、初心者の頃から苦労しながらも日々コツコツ練習して、現在も表現の幅を広げようと試行錯誤している最中です。
ダンスはスキルが全てではないので焦って練習したりする必要はないと思いますが、どうせなら上達してかっこよく踊れるようになって身近な人に「かっこいい!」と言ってもらいたいですよね!
自分自身の経験や多くのダンサーの方に聞いたりしたことをもとに今回の記事を執筆させていただきましたが、今回の記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!